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ノーベル平和賞 マララ・ユスフザイさん受賞

ノーベル平和賞受賞が決まったマララ・ユスフザイさん(17)と
インドのカイラシュ・サティアルティ氏(60)授賞式を前に、
9日、ノルウェーの首都オスロのノーベル研究所で記者会見した。

ノーベル賞史上最年少での受賞となったマララさん。
記者会見にて、「子供の権利のために闘ってきた人と共に受賞するのは、偉大な栄誉です」と述べた。







マララさんは11歳のときに、TTPの支配下にあったスワート渓谷で恐怖に怯えながら生きる人々の惨状を
ウルドゥー語のブログにペンネームで投稿し、ターリバーンによる女子校の破壊活動を批判、
女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続け、注目を浴びた。

2012年10月9日、マララさんは通っていた中学校から帰宅するスクールバスに乗っていたところ 
複数の男がマララさんと、一緒にいた女子生徒銃撃。負傷した。
この事件に対し、世界各国から非難の声が上がった。

彼女は頭から銃弾を受けたにもかかわらず、奇跡的に回復し
同年7月12日国際連合本部で演説をし、銃弾では自身行動は止められないとして教育の重要性を訴えた。
国連は、マララの誕生日である7月12日をマララ・デーと名づけた。

9日の会見では、その後の身の危険を顧みず教育の必要性を訴え続けていることについて
「子供たちに、『立ち上がろう』『権利のために声を上げよう』『世界を変えるあなたたちが、第一歩を踏み出す時です』と、伝えたいと思います。声を上げれば変革をもたらせるのです」と声を上げた。

マララさんは、
「子供たちが必要なのは、1冊の本と1本のペンです。それだけで子供たちの未来、世界が変わるのです」
「なぜ本とペンを子供たちに与えられないのでしょうか」と教育の充実を各国の政府等に求めた。

同じくして、ノーベル賞受賞が決まっているサティアルティ氏は1980年以降、
インドの農場などで強制的に労働を強いられていた子供達約8万人を救出してきた。
「教育と健康を否定されている子供たちにささげられた賞だ」と会見で述べた。

2人は10日、同市内で行われる授賞式に出席し、記念講演する。





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